外出自粛が叫ばれ、「リモートワーク」という働き方も定着しつつある今の日本で、WEBライターは「在宅でも始めやすい」と言われ、今注目の職業です。
WEBライターが気になっている人の中には、
- 未経験でも在宅でWEBライターになりたい!
- 在宅でWEBライターはできるの?
と考えている人はいませんか?
結論からいうと、WEBライターは作業する環境が整えば、時間と場所に縛られずに活動できるので、在宅に最適な仕事です。
またWEBライターは資格は必要ないため未経験からでも始めやすく、得意な分野の知識と自身の経験を活かせることもあり、頑張り次第で収入アップも可能なやりがいのある職業です。
実際に私も夜遅くまで働きながら、帰宅後や休日にWEBライターをしています。
WEBライターを始めて1ヶ月が経ち、わずかですが収入を得ることもできました。
しかし、WEBライターを始める前には少しの準備が必要です。
この記事では、在宅WEBライターの「はじめの一歩」と題して、WEBライターを始めるためにやるべきことを、私の経験を踏まえながら解説していきます。
在宅でWEBライターをやりたい方、WEBライターという職業が気になる方は、ぜひご一読ください。
また、私の経験から在宅での作業に疲れた時は、軽く運動してリフレッシュすると作業がまた捗ります。
たとえばヨガはゆっくりと動きながら自身の身体の調子や、その時の気持ちと向き合いながら行うことができます。
激しい動きはありませんが、体幹を鍛えることができるため私自身、長時間の作業でも疲れにくくなりました。
運動不足の方や激しい運動が苦手な方にも是非おすすめです。
在宅WEBライターの「はじめの一歩」
在宅で始めやすいWEBライターですが、始めるためにやるべきことがいくつかあります。その中でも大切なのは、大きく以下の3つです。
- 作業環境を整える
- 仕事を受注するための仕組みを作る
- WEBライティングの勉強をする
まずは上記の3つをやることが、在宅WEBライターの「はじめの一歩」となります。
それぞれをくわしく解説していきます。
作業環境を整える
WEBライターが最初に整えるべき作業環境は以下の2つです。
- 作業用パソコンを用意する
- インターネット環境を整える
WEBライターの仕事 では 作業環境を整えることは非常に大切です。
「職場がいつも綺麗でスッキリしている」、「作業に必要な設備が充実している」、「仕事仲間同士も仲が良い」など作業環境が良いと仕事へのモチベーションも上がるため、作業がとても捗ります。
作業環境を整えるメリットをまとめると以下の2つです。
- 集中しやすく作業効率も上がる、
- WEBライターの収入として直結する
2014年には、作業環境の良し悪しが作業効率やモチベーションの維持に影響するという調査結果も発表されています。
引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/aije/79/695/79_19/_pdf
以下は私の失敗例です。
- テレビがついている場所で作業すると、テレビが気になり集中して記事が書けないため、執筆スピードが下がり収入減につながった。
- WEBライターではなく本業でも作業のしやすい環境が整っていないことで、作業効率が悪くなり余裕のあった工程が納期ギリギリになってしまった。
上の2つの例は作業環境の大切さを痛感する出来事でした。
以上の経験からも、作業環境を整えることがWEBライターにとって収入にも直結する大切なことと言えます。
作業用パソコンを用意する
WEBライターとして作業効率を上げるために、作業用パソコンは必須です。
WEBライターの仕事の中には、パソコンを使わないと触れないシステムもあり、パソコンを使う方が、記事の納品やクライアントのやり取りもスピーディーに行えます。
何より、文字の入力は慣れればパソコンの方が断然速いです。
スマートフォンでも記事を書くことができますが、月2万〜5万円などしっかり収入を得たいのであれば、パソコンは必須です。
ものすごく高い性能のパソコンは必要ありません。はじめは性能が低めの安いパソコンで大丈夫です。
もちろん現在使っているパソコンがあれば、使い慣れたパソコンの使用をおすすめします。
- 受注する仕事やデータなどが増えた
- 画像選定などの執筆以外の作業がでてきた
- 性能の低さが不安
そんな時には、少しでも性能の良いパソコンを買えば大丈夫です。
ちなみに私はノートパソコンを使っています。
長時間の作業でノートパソコンを使用するなら、身体への負担を軽減させる上に傾斜することでタイピングもしやすくなる、後付け型のパソコンスタンドを使うのがおすすめです。
私は長時間のパソコン作業で首や肩のこりに悩んでいましたが、パソコンスタンドを使用したことで目線も上がり、姿勢も正されたためか首や肩こりが軽減され、しかもタイピングも楽になりました。
お値段もお手頃なので、一度試してみても良いと思います。
インターネット環境を整える
WEBライターの仕事はインターネット上での仕事が多いため、インターネット環境を整えることで作業効率が断然アップします。
クライアントとのやり取りは 「Slack」 や「チャットワーク」といった ビジネスチャットツールでの連絡が多く、インターネット環境がないと円滑なコミュニケーションが取れません。
記事の納品や画像の選定といった作業もインターネット環境がないとうまく行えないため、
インターネット環境を整えることが必要となってきます。
- 光回線
- モバイル回線
といったインターネット回線を導入することで、インターネット環境を整えることをおすすめします。
仕事を受注するための仕組みを作る
WEBライターの仕事内容は、主にクライアントから依頼を受けて記事を作成し、納品することです。そのためには自ら営業をして、仕事を受注するための仕組みを作ることが大切です。
仕組み作りで大切なポイントは以下の2つ。
- 仕事用の連絡先(メールアドレス)を作る
- クラウドソーシングのサイトに登録する
クライアントとのコミュニケーションは、インターネット上でのやり取りが主流となっているため、仕事用の連絡先としてメールアドレスが必要となります。
またインターネット上で仕事を受注でき、WEBライター未経験でもOKの案件も多いクラウドソーシングへの登録はしておきましょう
仕事用の連絡先(メールアドレス)を作る
在宅でWEBライターをやるには仕事用の連絡先を作ることが大切です。
仕事用の連絡先を作る理由は以下の2つです。
- 仕事の情報を漏らさない
- 仕事とプライベートをはっきりと分ける
〇〇.comなどの〇〇の部分に個人や会社の名前が入っている独自ドメインは、ビジネスメールとして信頼性が高く、お名前.comなどで取得できます。
Gmailなら複数のアカウント作成が可能なため、手間をかけず仕事用の連絡先を作るのに最適です。
また大体のコミュニケーションツールは、Gmailアドレスでの利用が可能なため、私はGmailアドレスを作ることをおすすめします。
アカウントを作ることは面倒ですが、プライベートのアカウントと仕事用のアカウントを一緒にしてしまうことはおすすめしません。
プライベートと仕事を混同してしまうと、情報が交錯してしまいミスを犯しやすく、気持ちの切り替えも難しくなります。
以上の理由から仕事用の連絡先を作ることは大切です。
クラウドソーシングのサイトに登録する
在宅でWEBライターをするためには、クラウドソーシングへの登録も視野に入れましょう。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- サグーワークス
などのクラウドソーシングではWEBライターの仕事がたくさん登録されています。
上記の3社は大手のクラウドソーシングサービスで良質な案件も多く、案件の紹介メールが届くため、WEBライターを始めたばかりの人でも安心してチャレンジすることができます。
またすぐに作業を始められる「タスク案件」があるため、始めたばかりの人でも取り組みやすいです。
WEBライターを始めるなら、まずは上記の3社に登録してから仕事を探すことが大切です。
私も最初はタスク案件から始めました。
ただし、初心者だからといって、気後れして低単価の仕事ばかり選ぶ必要はありません。
WEBライティングの勉強をする
WEBライターで活動するためにはWEBライティングの勉強は欠かせません。
WEBライティングの技術とは簡単にいうと『読みやすい見た目でわかりやすく書くこと』です。
WEBライティングは学校の授業などで触れてきた文章と少し違います。またお洒落な言い回しや特殊な表現も必要としません。
WEBライティングを勉強するための方法は主に4つあります。
- 教則本で勉強する
- 上級者の記事を模写する
- 自分のサイトを始めて実際に記事を書く
- 自作の記事を添削してもらう
以上の4つはどれも有効な勉強方法ですが、私のおすすめは3と4の組み合わせを繰り返すことです。
実際に私は先輩ライターの方や添削していただいた方から「ライティングのスキルが格段に上がった!」とお褒めの言葉をいただき、まだまだ未熟ですが自信にも繋がっています
それでは、今から詳しく解説していきます。
教則本で勉強する
低予算でしっかり勉強するなら、教則本がおすすめです。
教則本は筆者の実体験や経験を踏まえて執筆されているため、実践的な考え方やスキルを学べます。
WEBライティングの基礎を学ぶには、教則本は最適な勉強方法の一つです。
上級者の記事を模写する
上級者の記事を模写することもおすすめの勉強方法です。
記事を模写することで、上級者の執筆のテクニックや考え方を身につけることができ、上級者を真似ていくうちに自然とライティング力も身に付きます。
私も未熟ながらも文体や表現方法など、気になるWEBライターの記事を模写して執筆の方法などを学び、現在WEBライターとして活動できています。
そのため上級者の記事を模写することはおすすめの勉強方法の一つです。
自分でサイトをはじめて実際に記事を書く
教則本や模写などでライティングの勉強をしたら、自分のサイトを始めて、実際に記事を書いて実践経験を積むことが何よりも1番の勉強方法となります。
知識やスキルはインプットするだけでは自分の力にはならず、アウトプットすることではじめて身につくからです。
そのためにはまずブログなどの自分のサイトを作り、アウトプットの場をつくることが大切です。
しかも自分のサイトを作ることで、WEBライティングだけでなくサイトの運営などの勉強もできます。
記事の内容は音楽やマンガなど、自分の好きなジャンルでOKです。
とにかく学んだことを実際に記事を書くことでアウトプットしていくことが大切です。
実際に私が作ったブログで初めて書いた記事は、好きなマンガの紹介記事でした。
しかし、記事が書けた喜びや記事がWEB上に載った経験は、確実に私の力になっています。
私の経験を踏まえて、以上のことからブログをはじめて実際に記事を書くことはWEBライティングの勉強にとても大切です。
自作の記事を添削してもらう
自作の記事を第三者に見てもらい、添削してもらうことはライティング力の向上には欠かせません。できれば先輩ライターの方や、編集者の方に添削してもらうのが理想です。
自作の記事では、書いた本人は「これでOK」と思って書いているので、自分の書いた記事の良い点・悪い点が正直見つけられないことが多いです。
そのため、第三者の目で記事を確認してもらい、自分の記事の良し悪しを見つけることが大切です。
私の経験を踏まえながら、おすすめの添削方法を3つ解説していきます。
- 家族などの身近な人に記事を見てもらう
家族など身近な人に記事を見てもらうのは、簡単でありますが有効な手段です。
少し恥ずかしいですが、読みやすい記事かなどの単純な添削をしてもらえるため、どんな記事が読みやすいのかがわかります。
- 記事の添削をしてもらえる仕事を受注する
記事の添削をしてもらえる仕事を受注するのも有効です。
記事を依頼しているクライアントは「良い記事」を必要としているため、厳しくも丁寧な添削をしてもらえます。
丁寧な添削を受けることで自身の弱点を理解でき、克服するきっかけができるため、記事の添削をしてもらえる仕事を受注することは、有効な方法です。
ただし嫌な言い方をする人もいるため、その点だけは注意が必要です。
- WEBライターのコミュニティに入会する
WEBライターのコミュニティに入会することは間違いなく有効な方法です。
WEBライターのコミュニティを運営する方が月に一度ほど、場合によっては数回記事の添削をしてくれています。
その添削がものすごく丁寧で的確なため、WEBライターにとってはすごく有益です。
またコミュニティには現役で活躍されている編集者の方や、WEBライターの方も多数在籍していて、経験者ならではの参考になる情報も入手できます。
WEBライターを始めるならば、1000〜3000円ほど費用はかかりますが、かなり有効な方法です。
どの勉強方法もWEBライティングを勉強するには十分な効果が得られます。
特に効果が実感できたのは以下の2つです。
3.『実際に記事を書く』
4.『自作の記事を添削してもらう』
2つの繰り返しは、「ライティングのスキルが格段に上がった!」とお褒めの言葉をいただけるほどの効果があるため、ぜひ参考にしてみてください。
在宅WEBライター「はじめの一歩」のまとめ
この記事では在宅WEBライター「はじめの一歩」というタイトルで、在宅でWEBライターを始めるためにやるべきことを以下の3つのポイントに絞って解説しました。
- 作業環境を整えることが大切
- 仕事を受注するための仕組みを作ることも大切
- WEBライティングの勉強をしよう
という内容をお届けしました。
作業環境を整えること、仕事を受注するための仕組み作りは、WEBライターの仕事では収入に直結してくるため、すごく大切になります。
またWEBライターにとってWEBライティングの勉強はすごく大切です。
勉強したことをベースにして、
- 自分のサイトをはじめて実際に記事を書く
- 自作の記事を添削してもらう
2つを繰り返しアウトプットすることで、WEBライティングが身についていきます。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
ではこれにて。
コメント